eye-kugenuma-


少し汗ばんで 見上げれば空
白く浮かぶ雲のほかに
僕たちは いろんなものを ばらまいてしまった

 いたずらと無関心でつくり出した こんな豊かさの淵で
 やっと振り上げたつもりの拳も いつかは開いて
 お手上げにしか うつらなくなっているのか

  もしかしなくても 僕たちは殺してしまうのだろう
  隣にいることも出来ない世代を
  目にすることも叶わぬ時代を
  手をにぎることを拒まれるとこさえ出来ない子供たちを

少し立ち止まり 踏みしめれば土
硬く覆うコンクリの下に
僕たちは いろんなものを 埋め込んでしまった

 傲慢と先送りでこぼれ落ちる こんな豊かさの淵で
 やっと絞り出したはずの叫びも いつかは擦れて
 あきらめにすら うつらなくなっているのか

  この手を汚さずに 僕たちは殺してしまうのだろう
  声をかけることも出来ない世代を
  あやまることも叶わぬ時代を
  抱きしめることを拒まれるとこさえ出来ない子供たちを

  もしかしなくても 僕たちは殺してしまうのだろう
  隣にいることも出来ない世代を
  目にすることも叶わぬ時代を
  手をにぎることを拒まれるとこさえ出来ない子供たちを



eye.のオリジナルです。
こんなことあったな〜なんて感じてもらえる唄があったらいいな〜なんて思ってます。
オリジナルの著作権は、私eye-kugenuma-にあります。ご注意ください。
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