朝からの曇り空よりはやく おまえの瞳が潤む
肩にまわそうとした手がとどく前に涙が頬をつたう
昨日…ねむれずに泣きそびれた分まで止め処なく
「強くなんかないよ」と小さく耳もと…泣き顔見せないように
いいよ 幾千粒の涙で俺をおぼれさせてくれ無理して笑おうとしたね 今…少し強く手をにぎり
おまえの海の中で器用に魚にもなれない俺さ
「あなたはあなたのままでいるのよ…あの時…あたしを…」その後が続かない
もうなにも話さなくていいよ あの時・・・そして今
二人きりでしか行けなかった場所 また二人で行こうよ
いいよ 幾千粒の涙で俺をおぼれさせてくれ
おまえの海の中で器用に魚にもなれない俺さ
いいよ 幾千粒の涙で俺をおぼれさせてくれ
おまえの海の中で器用に魚にもなれない俺さ
